OCNモバイルは格安SIMカードの中で、最もシェア率が高い人気の格安SIMですが、キャリア携帯と同じように審査があります。
その審査もキャリアより緩いと言われていますが、実は審査落ちする事があります。
「せっかくMNP番号を発行して申し込みをしたのに落ちた、乗り換えができない!」
「キャリア携帯の更新月でタイミングが今しかないのに理由がわからないけど審査落ちした、間に合わない!」
と言うような事が起こらない為に、審査に落ちる原因を探りました。
原因はこの7つです。
- 入力した住所とアップロードした住所が違う。
- 本人確認書類の有効期限切れ。
- MNP予約番号の有効期限切れ。
- 契約回線が多すぎる。
- 本人名義じゃないクレジットカードを使っている。
- 未成年の申し込み。
- 一部の他社格安SIMからのMNP。
申し込みの入力ミスなど簡単な内容で審査に落ちる事が多いようです。
逆にこれに該当しなかったら、申し込んでも審査落ちすることは、ほとんど無いみたいです。
目次
入力した住所とアップロードした住所が違う
引っ越したばかり、住所更新がまだという人が手続きを進めると審査に通りません。
オンラインで申し込みをする際に、入力した現住所と、アップロードした旧住所の本人確認書類が異なり審査落ちとなります。
入力した住所と本人確認書の住所が一致しなければ、OCNモバイルのSIMは発行されません。
本人確認書を新住所に変更する必要があります。
無事に本人確認書類を更新すると
新住所が裏面に記載されたり、2枚綴りになったりします。
新住所、旧住所の2枚をスマホのカメラ機能で撮って、アップロードします。
また本人確認書の更新は、時間が掛かり面倒です。後日更新の場合は、補助書類を用意して審査する方法があります。
必要な補助書類は3ヶ月以内の住民票か公共料金の領収書などが必要になります。
- 本人確認書について
- 運転免許証
- 健康保険証+住民票(発行から3ヶ月以内)
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 日本国パスポート+補助書類(発行から3ヶ月以内)
- 在留カード
補助書類について
・公共料金の領収書または請求書
現住所が記載された発行日から3ヶ月以内のもの(電気、都市ガス、水道のみ)。プロパンガスは不可です。
・住民票
マイナンバーが表示されていなく、3ヶ月以内に発行したもの。
・届出避難場所証明書
一部地域の方のみ対象となります。
原発避難者特例法の避難住民が対象で発行できる証明書です。発行場所は避難元市町村となります。
本人確認書類の有効期限切れ
本人確認書類は有効期限内であれば申し込みが可能です。
発行中で手元にない場合は届くまでは、OCNモバイルの申し込みを待つしかないです。
本人確認書によってそれぞれ有効期間があるので再度確認しましょう。
本人確認書の有効期間
・運転免許証
免許証の色が緑色の場合、有効期間は3年です。
免許証の色がゴールド、または青色の場合、有効期間は3年〜5年です。過去5年間の違反の有無で決まります。
・健康保険証
国民健康保険の場合、有効期間は1年です。新しい保険証が届いたら切り替えましょう。社会保険証の場合、会社に在籍する期間使えます。
・マイナンバーカード
マイナンバーの通知カードには有効期限はありません。しかし、マイナンバーの
個人番号カードを発行している場合は有効期間があります。
有効期間はカード発行時の年齢によって異なります。個人番号カード発行時の年齢が20歳以上の場合は10年間。個人番号カード発行時の年齢が20歳未満の場合は5年間。
・住民基本台帳カード
住基カードの新規発行は2015年12月に終了しています。マイナンバーカードの発行によって終了となりました。
有効期間は発行から10年間です。
例えば、新規発行終了間際につくった方は2025年12月までが有効期間です。
・日本国パスポート
20歳以上の場合は期間は2種類あります。有効期間は10年と5年です。20歳未満の場合は有効期間5年です。
・在留カード
在留資格によって有効期間が変わります。有効期間は1年〜5年です。
MNP予約番号の有効期限切れ
MNP予約番号は現在利用中のキャリア携帯のショップで発行するか、電話で発行します。
MNP予約番号は発行した時点で15日間の有効期限があります。
事前に発行しておく事は良いですが、申し込みのタイミングで注意が必要です。
OCNモバイルは申し込み時点で
12日以上の有効期限が必要なのです。
つまり申し込みの当日を含めて13日の残り日数が必要です。
その期間が残っていない場合は、再度MNP番号を取り直す事になります。
契約回線が多すぎる
複数回線はおひとり様5回線までです。
単独プランだけでなく、データ容量のシェアプランが始まりました。家族で使うと更にお得になります。
シェアプランは同一名義で組まないとシェア出来ません。回線数は最大5回線まで組めます。
6回線目以降は家族内で契約者名義を変える必要があります。
他社キャリアからMNPの場合、現在利用しているキャリアの窓口で名義を変更してからMNPをすると回避する事が出来ます。
本人名義じゃないクレジットカードを使っている
OCNモバイルは本人名義のクレジットカードが必要です。
本人以外のクレジットカードは通りません。審査落ちの原因となります。
クレジットカードをどうしても使いたくないという場合は口座振替も可能ですが、
オンラインでの申し込みではなく、電話をして書面のやり取りをする事になります。
その為クレジットカード払いと比べて、SIMを利用できるまでにかなりの期間が掛かります。
もしクレジットカードを持っていないけど、つくっても良いのであれば、即日発行できるクレジットカードを選んで申し込みをするのが良いでしょう。
口座振替で手続きするより早いはずです。
未成年だけど申し込みしたい
20歳未満の未成年でOCNモバイルを申し込みしたい場合は、オンラインの受付は不可です。
未成年の場合、電話で申し込みになります。保護者の同意署名、捺印が必要となる為、フリーダイヤル 0120-506-506へ問い合わせましょう。
受付時間は、10時〜19時 となります。(日曜祝日・年末年始を除く)
OCNモバイルへ、MNPできない格安SIMとは
キャリア携帯のみならず、格安SIMからOCNモバイルへMNPは可能です。しかし一部の格安SIMはOCNモバイルにMNPの転入、転出ができません。
現在、OCNモバイルにMNP出来ない格安SIMは、ぷららモバイル、NifMo、ASAHIネットです。
この3社から乗り換えを考えている方は注意しましょう。
まとめ
OCNモバイルは、キャリア携帯と比べて審査は厳しくありません。
キャリア携帯でブラック判定の人が、OCNモバイルを開通できている事が多くあります。
申し込み手続きのミスが原因となる場合が多いです。
審査落ちを防ぐためのポイントは以下の7つです。
①本人確認書は現住所の記載が必要。引っ越した場合は変更するか、補助書類を用意する。
②本人確認書は有効期間があるので、申し込み前に再確認する。
③MNP予約番号は、申し込み当日を含めて13日間の残り日数が必要。
④複数回線持つ場合、一人5回線まで。
6回線目以降は家族内で契約者名義を変える必要がある。
⑤申し込みは、本人名義のクレジットカードが必要。
⑥未成年の場合はオンライン不可、電話で申し込みになる。
⑦他社SIMからMNPする場合、一部のSIMから転入や転出ができない。
このように事前に防げる単純なミスをしないように、しっかりと準備をして申し込みましょう!
万全な準備をすることが、審査落ちを防ぐポイントです。