Y!mobile(ワイモバイル)は、実店舗も多くてCMもやってる人気の格安SIMです。でもY!mobileの、メリットやデメリットって何なんでしょうね。
そこで今回は、私が実際に使ってみてわかったY!mobile(ワイモバイル)のメリット・デメリットをまとめました。
他にはなかなか書いてない、使って気づいた良かった所、悪かったところもしっかりとお伝えします。
目次
Y!mobileのメリット
まず、Y!mobile(ワイモバイル)のメリットは、
・通信速度がいつでも速い
・10分かけ放題やオプションのかけ放題で、通話料金が節約できる
・ガラケーとの連絡に便利な、専用のメールアドレスが使える
です。
他の格安SIMと違って、Docomo、au、softbankなどのキャリアに近いサービスが提供されています。その中でも通信速度が遅くならないってのは、すごく強みです。
通信速度が速い
Y!mobile(ワイモバイル)の通信速度は、格安SIMの中で一番高速で安定しています。
格安SIMはドコモやauなどが持っている「回線帯域」の一部を借りて運営している会社がほとんどですが、Y!mobile(ワイモバイル)は唯一ソフトバンクの回線を使っています。しかも、Y!mobileはソフトバンクの子会社のような形で回線を使えるので、通信速度が速いんです。
私はY!mobile(ワイモバイル)のSIMを入れたスマートフォンで動画を見たり、アプリをダウンロードしたりしていますが、速度が遅くストレスに感じたことはありません。
実際にスピードテストをしてみたので、結果をご覧ください。
朝8時 | 昼12時 | 夕方4時 | 夜8時 | |
下り | 39.53Mbps | 46.77Mbps | 37.48Mbps | 12.93Mbps |
上り | 1.57Mbps | 20.44Mbps | 1.84Mbps | 1.87Mbps |
この通り、結果は高速です。特にお昼や夜といった、利用者が多くなって速度も下がりやすい時間帯も高速で通信できているため、Y!mobile(ワイモバイル)の満足度は高いです。
昼間や夜といった利用者の多い時間帯に、動画を見たりアプリをダウンロードしたりと速度が必要な作業をする人にはY!mobile(ワイモバイル)がおすすめですね。
10分かけ放題が標準搭載
Y!mobile(ワイモバイル)でスマホプランを契約すれば、10分以内の通話ならすべてかけ放題になります。
新しくアプリなどをインストールする必要はなく、最初からスマホに入っている電話アプリからかければ、10分かけ放題になるしくみです。
ドコモなどのような5分ではなく、10分という長さが気に入っています。10分もあれば、ちょっと話が長くなったとしても余裕で収まるからです。
またオプションとして、時間無制限のかけ放題が使える「スーパーだれとでも定額」も用意されています。
10分以上の長電話が多い人も、スーパーだれとでも定額を契約しておけば安心です。
通話をする機会が多かったり、長電話をよくしていたりするなら、Y!mobile(ワイモバイル)を契約するのがおすすめですね。
専用のメールアドレスが便利
Y!mobile(ワイモバイル)を契約すると、「@yahoo.ne.jp」、「@ymobile.ne.jp」という2種類のメールアドレスをもらえます。
「@ymobile.ne.jp」は使い勝手が良く、キャリアメールとしてガラケーで使われているメールアドレスにも普通にメールを送れます。
格安SIMで通常使われる「Gmail」や「Yahoo!メール」は、ガラケーなどにメッセージを送ったときに迷惑メールに判定されてしまうことがあります。
しかしY!mobile(ワイモバイル)の「@ymobile.ne.jp」なら、その心配はありません。ちゃんとガラケーのメールアドレスに届きます。
周りにガラケーユーザーがいるなら、ガラケーに問題なくメッセージを送信できるY!mobile(ワイモバイル)を契約するのがおすすめです。
ということで、Y!mobile(ワイモバイル)のメリットは
・通信速度の速さ
・かけ放題の充実
・専用メールアドレス
以上3点です。
Y!mobileのデメリット・欠点
続いて、使ってみて感じたY!mobile(ワイモバイル)のデメリットを紹介します。
Y!mobile(ワイモバイル)のデメリットは、
- 料金が他社に比べて高い
- 契約期間の長さ
です。
3大携帯会社と比べると料金は安いんですが、2年縛りはついてきちゃうんですよね。まぁその分、通信回線が良かったりかけ放題があるんでしょうが無いかなと思います。
ただし、内容についてしっかり理解したうえで契約するなら、これらはそれほど大きなデメリットになりません。
他の格安SIMの方が安い
Y!mobile(ワイモバイル)の月額料金は2GB使えて1,980円(税抜)からとなっていますが、実際のところもっと安い格安SIMはたくさんあります。
一例としてDMM mobileにおける同程度の通信量と音声通話SIMの月額料金を比較してみたので、ご覧ください。
Y!mobile(ワイモバイル) | DMM mobile | |
2GB |
1年目:1,980円 2年目:2,980円 |
1.380円 |
Y!mobile(ワイモバイル):6GB DMM mobile:7GB |
1年目:2,980円 2年目:3,980円 |
2,560円 |
Y!mobile(ワイモバイル):14GB DMM mobile:15GB |
1年目:4,980円 2年目:5,980円 |
3,980円 |
この通り、通信量のボリューム・月額料金の安さ共にDMM mobileの方が有利になりました。
ただしDMM mobileはかけ放題がない状態での月額料金ですし、通信速度の安定や専用メールアドレスといったY!mobile(ワイモバイル)で得られるメリットは一切ありません。
通話も全然せず、Y!mobile(ワイモバイル)の様々なメリットに興味がないなら他社の方がお得です。
しかしY!mobile(ワイモバイル)の様々なメリットを必要とするなら、価格差はあるもののY!mobile(ワイモバイル)を選んだ方が良いでしょう。
契約の2年縛りがある
Y!mobile(ワイモバイル)は、契約期間が2年です。
楽天モバイルは12ヶ月、OCNモバイルONEは6ヶ月など、他の多くの格安SIMはもっと契約期間が短いため、これもデメリットに挙げられます。
またY!mobile(ワイモバイル)は契約が自動更新なので、2年経ってからの「契約更新月」中に解約しなければ再度2年契約が始まってしまうことにも注意しましょう。
ただし一度乗り換えたらもう他の格安SIMやキャリアに移らないと決めているのであれば、契約期間の長さはそれほど大きなデメリットにはならないでしょう。
ここまで紹介したデメリットをまとめると、
・月額料金が他社よりは高くなってしまうこと
・契約期間が2年間で長いこと
以上2点です。
私がY!mobile(ワイモバイル)を契約した理由
私がY!mobile(ワイモバイル)を契約した理由は、
・ここまでで紹介した様々なメリットに魅力を感じたから
・Y!mobile(ワイモバイル)でしか契約できない、Android One 507SHというスマートフォンに興味があったから
以上2点です。
いつでも通信速度が速ければ何をするにも躊躇しなくて良いですし、通話もたびたび行います。
周りにガラケーを使っている人が何人かいたのでY!mobile(ワイモバイル)独自のメールアドレスも必要でした。
そしてAndroidスマートフォンは端末によってOSがアップデートされたりされなかったりと対応がバラバラですが、Android Oneは最低でも1回以上アップデートが保証されていると聞き、使ってみたいと思いました。
もっとも実際に507SHを使ってみると、確かにOSはアップデートされたものの、スピーカーの音質の悪さなどちょっとイマイチな点もあったためあまり満足できませんでした。
しかしY!mobile(ワイモバイル)という格安SIMそのものの、通信速度の速さや10分かけ放題などのメリットには満足できました。
まとめ
今回は、実際に使ってみて感じたY!mobile(ワイモバイル)のメリットとデメリットを解説しました。
これらのメリット・デメリットを踏まえると、
- 動画を見たりアプリをダウンロードしたりするので、通信速度の速さを重視する人
- ガラケーユーザーとメールでやりとりする機会がある人
- 知人と電話をすることが多い人
この他にも、仕事で格安SIMを使いたいって人は、通信回線が安定していて、3大キャリアよりも料金が安いY!mobileおすすめですよ。